【旅ブログその5】余市蒸溜所に行ってきた話。

ジャパニーズウイスキー

懐かしい人々~♪(´▽`)

懐かしい風景~♪(´▽`)

そのす~べてと~離れ~ても♪貴方と歩~きたい~♪(´▽`)

・・・あっ、すみません(;^ω^)

改めまして、どうも、管理人です!

皆さんはNHKの連続テレビ小説、「マッサン」はご存知ですか?

冒頭の歌は、その主題歌である中島みゆきさんの「麦の唄」の歌い出しです♪この歌を聞くと涙が止まりません(´;ω;`)

それはさておき、8月にまとまった休みがとれたので、行ってきましたよ…。

その聖地にな!!!

というわけで今回は・・・?

憧れの地、北海道余市にあります、「ニッカウイスキー余市蒸溜所」に行って参りました!!

知らない人はほとんどいないのではないでしょうか?ニッカウイスキーの創業地ですよ!!

我々ウイスキー好きにとっては正に聖地の中の聖地!!今回は見学もしっかりしてきたので、かなり熱意を持って書いております!!是非ともお楽しみください!!(^^♪

余市蒸溜所について

知っているとは思いますが、敢えて余市蒸溜所についてご紹介。

引用:ニッカウイスキーHPより。北海道 余市蒸溜所|NIKKA WHISKY
  • 正式名称:ニッカウヰスキー北海道余市蒸溜所
  • 公式サイト:こちらから!!
  • 所在地:北海道余市郡余市町黒川町7-6
  • アクセス:JR余市駅から徒歩5分

皆さんご存じ、余市蒸溜所はアサヒグループホールディングスの機能子会社であるニッカウヰスキー株式会社の北海道余市工場であります!!

最近知ったのですが、ニッカウイスキーではなくニッカウヰスキーが正式のようです。

(本ブログでは変換がめんどいのでニッカウイスキーと呼ぶことにしますw)

ニッカウイスキーの創業者である竹鶴政孝さんがスコットランドのような環境を求め、選んだのが、北海道 余市でした。

ウイスキーづくりに適した気候と豊かな自然の中、創業時と変わらない伝統の技を現代に受け継ぎ、力強く重厚なモルト原酒をつくり続けている、そんな夢の聖地である余市蒸溜所。

設立は1934年。自ら学んだウイスキーづくりを妥協なく再現するためにはスコットランドのような気候と澄んだ空気、豊かな水源などがそろった場所が必要だったので、日本中を旅してこの地を夢の第一歩として選んだそうです。

いやぁ、マッサンの情熱すんげぇや( ^ω^)・・・

これだけものづくりに真剣に向き合う精神は、現代に生きる我々も見習うべきですねぇ。

実際にドラマでもその熱い想いをマッサン役の玉山鉄二さんが熱演されていてほんとうに感動しました…(´இωஇ`)

石狩湾に近いこともあり、少し潮気を感じる風味に、伝統の石炭直火蒸溜の技が織りなす余市モルトがなぜここまで素晴らしいのか、その秘密を探って行くぜ!!!

余市蒸溜所に向かいます!!

まずは、北海道に向かいますよ!!

名古屋にある中部国際空港セントレアに向かうので、新幹線に乗って名古屋駅に向かいます!!

新幹線の中で缶ハイボールを2本行きました・・・(;^ω^)

飛行機に乗る前からこんなに飲んで大丈夫なのか・・・?

名古屋駅に着いたらそこから名鉄名古屋駅から中部国際空港駅に向かっていきますよ!

登場手続きを済ませたら、そこから新千歳空港まで飛びます!!

・・・いや、飛行機でも飲むんかーい!!

正直、調子に乗ってます。

フライト中にトイレしたくなって我慢対決になってしまいました・・・(;^ω^)アホかと。

さて、フライトから1時間半後・・・

遂に新千歳空港に到着ー!

いやぁ、長かった・・・

ここからはJRに乗り換えて札幌駅まで行って今日は1泊。翌日に余市に向かいます!!

いや、札幌駅クッソおしゃれで草。

宿泊先にチェックインしたので、ここからサラッと探索。

すすきののニッカの看板でっけー!!

少し歩けばビアガーデンがある!!流石ビールの聖地!!

やっぱり札幌な吞兵衛の街なのか?夜に美味しいご飯やお酒で過ごしましたが、本ブログと趣旨がズレますので、ここまでにしておきますw。

・・・さて、翌日、遂に余市蒸溜所に向かいますぞ!!

まずは、札幌駅から小樽駅に向かい、そこから乗り換えて余市駅に行く、という流れです。

遂にきたぞー!!片道で約1時間半くらいかかりましたね・・・やっぱり北海道はデッカイどうはダジャレじゃなかった・・・?

※ここで一点注意。JR余市駅では交通系ICカードが一切使えません!!小樽までは使えるので、一度、小樽で改札を出て、紙の切符を買うことが必要になります。ただ、正直乗り換えまでそこまで時間がないことが多いので、出発の駅で紙の切符を買うことを強くオススメします!もし、ICで乗ってしまった場合は、余市駅の窓口で取り消しをしてもらって現金をその場で支払ってください。ただ、観光客も多い場所ですので、長蛇の列になりがちです。

おっ、ニッカの樽が置いてある!!やっぱり推しているんですねー!

おお!!マッサンの看板!!まさに聖地巡礼に来たって感じですねー!

竹鶴夫婦のご自宅から蒸留所まで歩いた道余市駅から余市橋・余市役場までの道のりは通称「リタロード」と言われており、余市蒸留所で働く夫の竹鶴政孝さんのために、妻のリタさんがお弁当を届けていたときに使っていた道と言われています。このレリーフはその証です!

道中には、有名なホテル「Yoichi LOOP」があります。ワインを楽しみながら「ワイナリーの空き部屋に泊まる」をコンセプトにしたホテルでガチですごい高級ホテルです。泊まってみたいな・・・。

こちらも有名な「余市市民の台所」として親しまれている「柿崎商店」です!全国からバックパッカーやライダー、グルメ通が集まる名店として知られています。特に「海鮮丼」や夏の「ウニ丼」を求めて、連日多くの人々が行列を作っています!

・・・今回も朝から安定の長蛇の列でした(笑)

少し寄り道しましたが、余市駅から真っ直ぐ行くと・・・?

遂にきたぞー!!

この外観で本当に感無量です。ありがとうございました。

本当に遠かったですが、この風景を死ぬ前に見れて良かったです。

・・・ってなるとなんだかお腹空いてきましたので、見学ツアーまで時間がありますので、見学前に2個目の目的地、【RITA’S KITCHEN】で腹ごしらえといきますかー!

【RITA’S KITCHEN】で飯を食らう!!

正面の入り口は見学者専用入り口なので、見学が始まる30分前から入場可能になります。

ですので、正面門を左手側に行って蒸溜所沿いに道を歩きます。

道中にあるこの池は「ニッカ沼」というらしいです。蒸溜所とのコントラストがいい!!

歩いて行くと駐車場の看板が見えますので、そちらに曲がると・・・

来客用の入り口があり、ショップや、レストランに直接行くことができます!!

ショップの前には、初代ポットスチルがそびえています。歴史を感じるなぁ・・・。

引用:写真 : RESTAURANT RITA'SKITCHEN (リタズキッチン) - 余市/レストラン | 食べログ

ショップに併設しているのが、【RITA’S KITCHEN】です!!元々は余市蒸溜所内併設レストランだったそうですが、改修して作られたそうです。

※あまりにも腹が減りすぎて外観の写真撮るの忘れておりましたw

最初の一杯目は「ニッカ フロムザバレルのハイボール」!!

安定の美味しさ!!味が濃い!!

1品目は「フィッシュアンドチップス」です。こいついっつもフィッシュアンドチップス食ってんな。

こちらはゆで卵を自分でつぶしてタルタルソースを作って食べます!!

衣サクサク!!魚がフワフワ!!うんまぁ♡

お好みでモルトビネガーをかけると味変になって美味いっすよ~!

・・・ただ胃にガッツリ来ます。ハーフサイズですがこの重量感・・・!

2杯目のお酒はスーパーニッカがベースの「レモネードハイボール」です!

スーパーニッカの焼きりんごのような甘さとレモネードの甘さずっぱさのマッチがさいこう!!

めっちゃがぶ飲みしてしまうわこれwww

こちらがメインディッシュの「RITA’s KITCHEN オリジナルローストチキン」!!

皮パリパリ!!すごいジューシー!!鶏肉の香りとスパイスさいこ~♡

ちなみにこちらは1/4カット。ちょうどいい量です。食べ応えもしっかりあって胃にもかなり来る・・・!

※提供されるときに言われますが、結構小骨があるので食べるなら注意です!!

締めの3杯目(4杯目?)は「シングルカスク 余市10年テイスティングセット」!!

ちなみにこれはここRITA’S KITCHENでしか飲めません!!めちゃくちゃ貴重!!

  • ライトピーテッド:かなりフルーティー寄り。バニラの甘さと余韻が少しビター。余市としては珍しい味わいですが、余市と言えば余市といった感じがする。
  • ヘビーピーテッド:This is 余市といった感じ。かなりゴリゴリに余市に寄ってる。ソルティ感とピートスモーク、余韻のコーヒーのようなビター感も長い。

両方カスクストレングスになるので、アルコール度数が55%もあるのですが、かなり滑らかな味わいです!加水して少し伸ばすとかなり開きます!!少しずつ飲みながら、付属の水を1滴足して飲んで、1滴足して飲んで・・・やって行くのがオススメです!!

ニッカミュージアムを見学!!歴史を勉強だ!

さて、腹もいっぱいになって、少しほろ酔い気分になっております。

まだまだ見学まで時間がありますので、ニッカミュージアムに潜入してみましょう!!

こちらはブレンダー室を再現したモニュメント。いろんな原酒の情報をチェックしながら、ピペットを使ってフラスコやメスシリンダーに入れてブレンド量やその結果を細かく記入して、余市の味、はてはニッカの商品の味を決めているそう。なんだか理科の実験みたい!

(ちなみに展示物には触れられないように規制がされています。)

こちらは余市で作られた原酒たち。樽の種類や熟成年数によって色合いがガラリと違っています!

背後にはウイスキーができるまでの流れが書かれており、前にある原酒がどうやって出来るのかを勉強しながら楽しむことができます!!

余市のボトルの変化も見れます!!昔はシングルモルトHOKKAIDOだったのか・・・。

現在はノンエイジが主流ですが、以前は12年がスタンダードで、こちらもスコッチウイスキーに習って作られていたからだそうです。今だったらどんだけ贅沢なウイスキーなんだ・・・(;´・ω・)

こちらは限定的に作られていた、かなりユニークなシングルモルト余市。

左からヘビーピーテッド、ラム樽フィニッシュ、ミズナラ樽フィニッシュ、アップルブランデー(カルバドス)樽フィニッシュです。

スコッチウイスキーでこういった敢えてゴツめなピーテッドタイプやカスクフィニッシュはよく見ますが、余市でも試験的にやっていたそうです。(現在は全て終売品)

(昨日行った札幌のバーに置いてありましたが・・・値段はお察しくださいw)

こちらはみんな大好き、フロムザバレルのコーナー。なんで、こんなに骨太で味が濃いブレンデッドウイスキーになるのか、もそうですが、この瓶の形になった理由も勉強できますよ。

味が濃くて美味いのでカクテルにしても美味いんだよなあ・・・。

うおおおおお!でっけーテイスティンググラスだぁ!!!

・・・と、思ったら、こちらは横にあります、「竹鶴21年」が、2009年に国際品評会、インターナショナルスピリッツチャレンジ(ISC)にて世界最高賞「トロフィー」を受賞した時に送られた、言わば優勝トロフィーのようなものです。

国産ウイスキーとして初受賞だったそうです!まさに歴史的快挙!!

ここまで日本のウイスキーが評価されるのは、マッサンも天国で喜んでいるのではないでしょうか?

ここはそんな私も大好きな「竹鶴ピュアモルト」の誕生秘話や使われている原酒構成なんかを学べるエリア。

マッサンの夢を体現するため、厳選された余市原酒と宮城峡原酒をブレンドして作られた、まさに夢の具現化となった一本。竹鶴特有の味わいを成せるブレンダーの技術力ってすごいな・・・。

ニッカウイスキーといえは、やっぱりあの「ヒゲのおじさん」ですよね!(すすきのの交差点にもデカデカとあります。)

実はあのキャラの名前は「キング・オブ・ブレンダーズ」というそうで、19世紀英国の「W・P・ローリー卿」という人物がモデルになっているそうです。この方は、香りの効き分けが得意であったとされるウイスキーブレンドの名人で、「キング・オブ・ブレンダーズ(ブレンドの王様)」と呼ばれていました。なのでそこから取ってきた、ということになります。

こういったイラストロゴができるまでの秘話も勉強できますよ!

ブレンデッドウイスキーを作るためには、グレーンウイスキーが必要になります。カフェ式連続蒸溜器の導入についても学ぶことができます。(現在は宮城峡蒸溜所で稼働しております。)

このように、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの製造環境が整い、ブラックニッカ初号機ともいえるウイスキー「ノースランド」が登場。これによってニッカウイスキーの製造体制が整い・・・

今の定番商品が世に出回るようになりました。

もちろん、本当の初代ブラックニッカもあります!

ニッカウイスキーって素晴らしい!!

家で飲むブラックニッカもいいですが、ちょっと贅沢したい、といったときの余市や宮城峡といったシングルモルト、創業者の魂が込められた竹鶴をゆっくり飲む、他にもザ・ニッカやフロムザバレル、スーパーニッカなどの定番商品を飲みながら誕生秘話や歴史を感じる・・・様々な場面になくてはならないウイスキーの素晴らしさを感じることが出来て感無量ですね・・・

ちょっと飲みたくなってきたので、次は有料テイスティングバーに向かいます!!

有料テイスティングバーに潜入!!

うおおおおお!!いきなりポットスチルが!!

このポットスチルを囲むようにバーテーブルが出来ており、まさに目玉になっております。大きい…

今回、私がチョイスしたのは、余市シングルカスク10年とアップルブランデー弘前12年!

(両方とも20mLで1500円くらいでしたw)

余市シングルカスク10年はここでしか飲めません!!(ワンチャン、オールドボトルを取り揃えているバーなら飲める可能性がありますが、探すのが難しいです。)RITA’S KITCHENで飲んだものとは少し違い、余市に普段から使われているピーテッド原酒をアメリカンホワイトオーク樽で10年熟成させたもの。ライトピーテッドとヘビーピーテッドの中間部分のスモーキーさと、レーズンやプラムのようなフルーツ感が味わえます。飲んでみると分かりますが、全く別物。シングルカスクなのでアルコール度数が55%もあって飲みごたえもしっかり!ここに来たら絶対に飲んでほしい・・・

アップルブランデー弘前12年はニッカの蒸留所に行かないと買えない、12年熟成のアップルブランデー。ニッカはウイスキー事業初めたての頃はリンゴジュースを売って資金繰りをしていたので、そのノウハウを詰め込んで作られたリンゴのブランデー(カルバドス)になります。熟成感があり、かなり熟れたリンゴの甘さが特徴で、アルコール度数が40%ですが、ストレートでもグイグイ飲んでしまうほど、飲みやすく、気付いたら酔っているようなブランデーです。女性でもストレートでガンガン飲んでる人もいましたね・・・(;^ω^)

・・・ちなみに、余市シングルカスク10年があまりの美味さにおかわりしましたw

正直飲み過ぎwww

他にも、余市の蒸溜所限定シングルモルトシリーズ(飲み比べセットで注文すると、ちょっとお得)や、鶴、ザ・ニッカなんかも飲むことができます!

テイスティングバーを抜けるとそこには”竹鶴イズム”があった。

テイスティングバーを出ると、創業者の竹鶴政孝さんがスコットランドで学んだウイスキーづくりに対してのたゆまぬ想いや生涯が展示してあるブースに繋がっております。

美味しいウイスキーを飲んだ後に、竹鶴政孝さんの人生の歴史を紐解くことで、ものづくりへのこだわりや探求心、「竹鶴イズム」を学ぶことができます。今回は軽く紹介。

竹鶴さんの実家は日本酒を作っている酒蔵だったそうです。こちらはマッサンでも描かれていましたね。

摂津酒造に勤めていた中で単身でスコットランドにウイスキー作りを学びに行きました。

「やってみたい。そう思い始めると矢も楯もたまらなくなった。」

この言葉、凄くささります。何かを成し遂げる方は、本当に行動力がすごい!

当時は、一人で身寄りもなく、さみしさもあったにもかかわらず、多くの蒸溜所に門前払いをされながらも、「ウイスキーをつくりたい」、その思いだけでここまで動けるなんて・・・(´;ω;`)

当時のスコットランドの蒸溜所で働く人からすると、

「どこの馬の骨かも分からん異国人にウイスキー作りを教えるなんてできるかよ!!」

なんて思われてたに違いないでしょう。(そりゃそうだ・・・)

でも、その熱意だけで、ここまで体当たりで学んだ結果が、「竹鶴ノート」として実を結び、今となっては日本のウイスキーが世界に評価されるまでになりました。

本当にここからやっと始まったんだなぁ・・・(´;ω;`)

単身、スコットランドに渡っている中で、運命的な出会いがあります。それが、奥様のリタさんであり、マッサンでエリー(役:シャーロット・ケイト・フォックスさん)のモデルになった女性です。

政孝さんの夢に惹かれて、リタさんは当時では珍しい国際結婚をしました。

当時の時代背景的に物凄く反対されてたと思います。(マッサンでも描かれていて胸が締め付けられましたよ・・・。)

マッサンの主題歌の「麦の唄」にある

なつかしい人々 なつかしい風景
その総てと離れても あなたと歩きたい

まさに、夢を叶えるために単身日本からスコットランドに渡った竹鶴政孝さんの夢と、その夢を支えるため愛する人と生まれ故郷のスコットランドから日本に渡ったリタさんの決意が体現した歌詞ではないでしょうか。

こちらが、まさかの竹鶴政孝さんとリタさんのガチの婚姻届。当時の役所の人も珍しい国際結婚だったのでさぞかしびっくりしたでしょうね。(竹鶴政孝さんのローマ字表記とリタさんの生名のジェシー・ロバータ・カウンの記載がありますね!)

余市は元々、リンゴの名産品であり、竹鶴さんは、ウイスキーの熟成期間にリンゴジュースを売っておりました。(これは当時の広告です。)

ちなみにニッカウヰスキーの「ニッカ」とは、そのリンゴジュースを売っていた時の会社名である「大日本果汁株式会社」の「日」と「果」をとって、「日果」→「ニッカ」になった話は有名。

リンゴジュースを売っていたときも本物にこだわることが多く、生絞りのジュースが多かったのだとか。

1961年の1月に奥様のリタさんが64歳でこの世を去りました。

悲しみに暮れ、葬儀にも出れなかった父・政孝さんに息子・威さん(のちに政孝さんからニッカウイスキーを引継ぎ、代表取締役社長になる2代目マスターブレンダーです。実は政孝さんとリタさんの間に中々子供が生まれず、養子となって、威さんが息子になりました。)の提案で、いままでの感謝と愛を込めて作られたウイスキーが「スーパーニッカ」です!!まさに愛の結晶に相応しい!!

(初代のスーパーニッカが展示されています!結構液面低下してますが、その揺るぎない愛は変わりません!!)

生涯に渡ってウイスキー作りに命をかけた創業者:竹鶴政孝。

彼の「日本ウイスキーの父」と呼ばれる由縁は、この想いに集結しているのではないでしょうか。

出入口には、現在のニッカウイスキーのラインナップがズラリ。

今も竹鶴政孝さんのウイスキーづくりの精神が、今の製品に生き続け、これからの世代にも引き継がれて行くことでしょう。

本当にいいものを見せていただきありがとうございました。

・・・いや、また飲むんかーい!!

こんなん見たら飲みたくなりますって・・・。はい。

・・・と、いったところで、遂に見学に行きますよ!

(・・・少し、酔っ払い気味だけど大丈夫か?)

遂に余市蒸溜所を見学するぞ!!

少し、酔っ払ってますが、まだまだこれからですよ!!

遂に、蒸溜所の無料見学に参加します!!(予約取るのめちゃくちゃ大変だった・・・)

まずは、冒頭の入り口に戻り、その正面から入場、予約確認を受けます。

こちらが入った真正面にある看板。

その右手側には、樽とキルン塔があります。よく見たことがある光景ですね!!

左手側にはビジターセンターの看板があります。

ここからビジターセンターの待合室があり、見学ツアーが始まるまで、ここで待機します。

少し、周辺を見回すと・・・?

正面門に身体を向けた左手側には、旧事務所があります。今は入れません。

さて、見学ツアーが始まると、まず、余市蒸溜所の説明VTRを見ます(10分くらい)

そこからガイドさんと蒸溜所内の設備を周りながら説明をしていきます。ここからダイジェストでお送りいたします。

先ほどもあったこちらは「キルン塔」といいます。(別名:乾燥塔)

こちらでは水につけて発芽した麦芽を熱風で乾燥させ、発芽を止める塔になります。ここでピートを焚けばスモーキーな麦芽になります。現在は使われていないそうですが、蒸溜所の象徴として残されています。HPの写真はここの辺り一面に、雪が積もっているときに撮影されたものです。

キルン塔の中は覗くことができ、「竹鶴ノート」に書かれた資料を基に作られ、本場スコットランドの形状によく似ています。

キルン塔の近くのテーブルに置いてある、土みたいなこちらが「ピート(泥炭)」になります。

これは、植物が数千年かけて堆積・炭化した燃料で、麦芽の乾燥時に焚くと、煙の成分(フェノール類)が麦芽に付着し、スモーキーな香りの源になります。産地により煙の質が異なるため、ラフロイグやアードベッグなどのアイラウイスキーがヨード香(磯の香りや正露丸みたいな独特な香り)になるのはアイラ島のピートが海藻を含んでいるからです。

まだ、ここのキルン塔が稼働していた時は地元で採れたピートを焚いていたそうです。

こちらが麦芽を粉砕する「ミリング装置」。

乾燥した麦芽を砕いて、お湯と混ぜて次の糖化槽(マッシュタン)に流れます。

糖化槽(マッシュタン)が見学窓からでは壁の影になっていて、上手く撮影出来ず・・・すみません。

(申し訳程度に説明ボードを掲載しておきます。)

こちらで粉砕した麦芽にお湯と混ぜ、麦芽内のデンプンやタンパク質を酵素の働きで水に溶ける糖類やアミノ酸に変換します。この過程で得られる液体、俗に言う「麦汁」になります。

(ちなみに味は、麦茶に砂糖やシロップを溶かしたようなものだそうです。あんま美味そうな感じがしないな…)

デカ過ぎんだろ・・・

こちらは醗酵槽(ウォッシュバック)ですが・・・。やはり大手企業。設備もデカかった・・・。

この大きさの醗酵槽が4基も並んでいたので、なんだか巨人を目の前にした感覚でした。

こちらでは麦汁に酵母を加えて醗酵させ、アルコールを生み出します。

さて、次は・・・いよいよあれですよ、あれ。蒸溜棟に向かいます!!

うおおおおお!!来たァ!!

お馴染みの蒸溜器「ポットスチル」ですよ!!

奥の2器が初溜器、一番目立つ3器が再溜器になっております。

特徴的なしめ縄がありますね!!古来から造り酒屋では、神棚やしめ縄で場を清める風習がありますね。だから竹鶴さんもポットスチルにしめ縄をかけて、それが現在でも生き続けています。

このポットスチルは下向きのラインアームを持つストレートヘッド型、そしてやはり、伝統の石炭直火蒸溜が特徴的です!

竹鶴政孝さんが修行をしたロングモーン蒸溜所と同じ設備と製法を未だに保つ作りで、アルコール以外のさまざまな成分を残しながら蒸溜が進むため、原酒は複雑で豊かな味わいになるんだとか。

底部が1000℃を超えるポットスチルに職人が石炭をくべ入れ、適度な焦げができることで余市独特の香ばしさが生まれます。適切な火力を保つように石炭の燃え加減を調整するには、熟練の職人技が必要なため、未だ実施している蒸溜所は世界的に見ても数少ない蒸溜技術になります。

釜の中身ってこんな風になっているんですねー。蒸気機関車の釜みたい。

私が見学した時は、ちょうどメンテナンスのタイミングで、石炭をくべるところは見られませんでしたが、釜の中身をまじまじと見ることができて、非常に勉強になりました。自分は製造業界の人間なので、こういった生産設備の構造や仕組みを知ることができると少し、嬉しくなります(^^♪

実際に石炭をくべている様子はこんな感じ。

私が行ったあと、友人が余市蒸溜所に行ってきて、作業している様子を提供してくれました!!ありがとう、友人!!

真っ赤に燃え盛る炎に、火加減を見ながら温度を上げ過ぎず、下がらないようにもしなければ、品質は安定しません。このくべる量を調節するのはまさに職人技!

これがポットスチルの底板の一部。分厚い!重い!

さて、蒸溜棟を後にすると、面白いものが。こちらは旧事務所になります。

ん?確か入り口にもあったよな?

実は、こちらは、まだ大日本果汁株式会社だったときの一番最初の事務所だったそうです。

こちらは、余市町の指定文化財に指定されています。

こちらは通称リタハウス。

以前はこの中で竹鶴政孝さんが日々原酒のブレンドのために籠っていたようです。ハウスというより研究室に近いような・・・?

当時、政孝さんと奥様のリタさんが住んでいる自宅が再現されていました。

中にも入れますので、かる~くご紹介。

家族の時間は非常に尊いものです。大切にしようとしていたことが伝わります。

遠い故郷を離れたリタさんにさみしい想いをさせないように、和と洋を融合させた家造りにこだわったのだとか。スコットランドの文化であったアフタヌーンティーのためのティーセットもあり、お互いを尊重していたのだなぁと思います。

自分の美学を貫きつつも、料理が得意で、和食も絶品だったのだとか。異国でもここまで適応できるのってすごいなぁ・・・。

だからこそ、政孝さんを仕事に熱中でき、疲れて家に帰ってもリタさんが暖かく迎えてくれる。

今では少なくなりつつある家族の温かさを感じることができました!!

さて、見学に戻りまして、次はウイスキーを熟成させる熟成庫に参ります!

おおお・・・。

思わず息を吞む静けさ。

なんだか、ここだけ時間がゆっくりと流れていく感覚になります。

所狭しと並んだ樽たちが静かに呼吸し、熟成の時を進める・・・。いつか、我々の手元に届くと信じて。

ポットスチルで蒸溜された原酒(ニューメイクやニューポットと呼びます。)は樽の中で静かに呼吸することで、熟成が進み、樽の成分が原酒に移ります。

この流れで、原酒の一部が蒸発して、体積が減ってしまいます。これが天使の分け前「エンジェルズ・シェア」と呼ばれる現象です。美味しいウイスキーになるために天使たちが一部飲んでしまった、ということにしてるらしいです。いいセンスだ。

実は樽の容量によって呼び方があります。

奥の500Lの樽はパンチョン(Puncheon)と呼ばれ、主に北米のホワイトオークが主材として使用されており、長期間にわたる風味の進化を促すため非常に効果的です。※ちなみに同じ容量でシェリー酒の熟成に広く用いられるものはバット(Butt)と呼んだりします。

250Lの樽はホグスヘッド(Hogshead)。主にバーボンバレルを解体した後、再利用して作られることが一般的です。この大きさにより、ウイスキーの長期熟成が可能となり、より深みのある味や香りを引き出すことができます。※ちなみにホグスヘッドとは「豚の頭」という意味です。

180Lの樽はバレル(Barrel)と呼ばれ、一番馴染み深いのがこれかと。約180リットルから200リットルの容量を持つ樽で、多くのウイスキー熟成に使用されるスタンダードサイズです。この樽は主にアメリカンオークやヨーロピアンオークで作られており、それぞれ異なる香味をウイスキーにもたらします。バレル内でじっくりと熟成されることで、ウイスキーは均一な味わいへと仕上がり、しっかりとした風味が引き立ちます。

樽の容量が大きくなればなるほど、原酒と樽の接地面積が小さくなるため、樽の成分がゆっくり出てくるので、長期熟成に向いています。(小さい樽だと成分が出過ぎてえぐみや渋みまで出てくるそうです。)

こうやって樽を使い分け、それぞれの特徴をしっかり観察して、どのようなブレンドにするのかを決めているそうです。ここまでくると、もう神技の領域だなぁ・・・。

最後は、竹鶴さんの胸像とパシャリ。

まさに、夢を体現した見学ツアーでした!

お待ちかねの無料試飲だー!!

さて、蒸溜所の見学ツアーのお楽しみというと・・・?

もちろん、無料試飲ですね。はい。わかってますよ。飲み過ぎだって。

これが楽しみで来たんですから。

ラインナップは右手側から、

  • シングルモルト余市 NV (アルコール度数:45%)
  • スーパーニッカ (アルコール度数:43%)
  • アップルワイン (アルコール度数:22%)

になっています。

おまけに備え付けの自販機でスモークチーズまで買いましたよ・・・。

どれもストレートでもめちゃくちゃ美味いです。

ただ、備え付けのバーには、氷、お水、炭酸水とマドラーが用意されているので・・・

今回は、シングルモルト余市はロック、スーパーニッカとアップルワインはソーダ割で頂きました!

普段はウイスキーがメインですが、アップルワインがマジで美味いのよ。

どこの酒屋さんでも買えてソーダ割馬鹿美味いので、ほんとオススメです(^^♪

試飲で仕上がったので、そろそろ出ようか、と思っていたら出口で、お土産屋さんの商品ラインナップが展示されていました。

反対側には過去に販売されていた超熟物の余市や竹鶴、オリジナルグラスなんかも展示されていました。最後の最後までニッカの歴史がしっかりと詰まっています!!

最後はやっぱりニッカのキングオブブレンダーズのイラストをパシャリ。いやぁ、本当に最高だった!!

ニッカウイスキーの全てを感じることが出来た素晴らしい体験でした!こんなに全身でニッカで受け止めたのは、もう一生の思い出ですね!!

もう思い残すことはない・・・と、思っていたのか。

最後はお待ちかね、あそこに行きますよ~↑↑

ディスティラリーショップでウイスキーを買い漁るぜぇ!!!

まだまだ余市蒸溜所の旅は終わらねぇ!!!

最後はお土産屋さんに潜入だ!!

お目当てはもちろん・・・

これこれ!!蒸溜所限定の高級ブレンデッドウイスキー「ニッカ 鶴」!

定価は2万5千円以上する高級ウイスキーですが、ここと宮城峡蒸溜所でしか買えない特別なウイスキーなので、何とかGETしたいところ・・・!!

それでは潜入!!

まずは、限定のテイスティンググラスとハイボールジョッキ。結構しっかりした作りになっています。

蓋付きのテイスティンググラスは普通のものより少し大きいサイズなので、ストレートで飲むより、氷や炭酸水を入れやすい形状のためにこのようになっているのでしょうか。

もちろん、足付きのテイスティンググラスもありますよ!

ロックグラスやショットグラスもしっかりあります!!

こちらは蒸溜所限定のお菓子コーナー。

樽入りチョコボール、カマンベールチーズが入ったラングドシャ、ウイスキー入りチョコレートケーキといった、まさにウイスキーの肴になるお菓子がメインです。

意外とチョコレートやケーキ生地ってウイスキーにあうんですよね~。なんでかなぁ?

遂にきたぞー!!お酒のコーナー!!

余市、竹鶴、宮城峡のモルトウイスキー、カフェ式蒸溜器で作られたカフェモルト、カフェグレーンが所狭しと並んでいましたー!!

一時は本当に手に入れるのが難しかったのに、随分見かけるようになりました!

目玉商品は蒸溜所限定ウイスキー!!

こいつを求めて来ていらっしゃる方もいるくらいの人気商品!!

タイプ別モルトウイスキーはもちろん、蒸溜所限定の限定ウイスキーもガンガン売れていました!!

もちろん、アップルワインやスーパーニッカもあります!!ここのスーパーニッカは蒸溜所限定のパッケージになっておりますので、普段のお店で買えるものとは少し違った雰囲気が味わえるかも?

ニッカのフロムザバレルや鶴も販売してますが、やはり人気商品。ダメだったか~(;^ω^)

・・・と思っていたのか?

うおおおおおおお!!!!ラスト一個!!!あっぶねぇぇぇぇ!!!

何とか目的としていた鶴を買えましたーー!!!うれしーー!!

前日の夜にお邪魔したバーでも「見つけられたらラッキーくらいに思っておいた方がいいですよ。」と言われたのですごくひやひやしましたが買えて良かったです(^^♪

・・・値段は高かったですが。

購入したウイスキーは発送手続きをして、蒸溜所を後にします。

本当に楽しかった!!また来たい!!

夜はすすきので美味しいご飯とお酒を楽しみました!!

ありがとう、北海道!!

本当に最高の旅でした~。正直また来たいと思えるくらいの素晴らしい体験はこれ以上ないかもしれません。

戦利品紹介するぞ!!

今回の余市蒸溜所の旅で手に入れたものがこれだ!!

一つ一つかる~く紹介。

まずはお目当てだったこいつ、ニッカが誇る最高級のブレンデッドウイスキー、「ニッカ 鶴」!!

これは蒸溜所でしか買えず、最後の一個で本当に買えて良かった。

価格:2万5千円(2026年現在)

次は「余市蒸溜所限定ブレンデッドウイスキー」!!!

余市蒸溜所限定ブレンデッドウイスキーでモルトとグレーンの調和がとれた、お手軽な一本。

アルコール度数:40%なので、お土産としても嬉しい一本。

価格:5千円(2026年現在)

こちらも蒸溜所限定「ニッカ シングルカフェグレーン ウイスキー ウッディ&メロウ」!!

こちらはシングルグレーンウイスキーで、ニッカの味の根幹となっている「カフェ式連続式蒸溜機」で作られたものです。

アルコール度数も55%あるのでグレーンウイスキーとしてはかなり強め!

価格:8千5百円(2026年現在)

最後に「シングルモルト余市 キーモルト3種」!!

こちらはシングルモルト余市を作る上で、“鍵”になる原酒を、1本に1つずつ前に出した蒸溜所限定の3本のウイスキーで、

  • ピーティ&ソルティ
  • ウッディ&バニラ
  • シェリー&スイート

のラインナップがあり、ピーティ&ソルティは弟が以前に余市に行ったときにお土産で貰ったので、今回は「ウッディ&バニラ」、「シェリー&スイート」の2本を購入。

正直、ピーティ&ソルティがめちゃくちゃ美味いのでもう一本買っても良かったと思っていますが、札幌のバーでも、今回の2種を飲んでいてすごく美味しかったので、購入決定余裕でしたw

価格:各種8千5百円(2026年現在)

結局なんだかんだ言って合計で6万円近くになってしましたが、非常に満足です。

各ウイスキーのレビューも頑張って更新していきたいと思います!!

旅を終えて・・・

今回はかなりの大移動でありましたが、憧れの蒸溜所に行けて本当に良かったです。

書きたいことをカチこんでいたら、記載にとんでもない時間を費やしてしましたww(約2ヶ月)

これだけ時間が掛かっても、書きたいことが山のように出てくる体験は本当にないのではないでしょうか?

グラスの中の一杯から始まった興味が、こうして実際の蒸溜所を訪れる体験につながったことに不思議な縁を感じます。

限定ボトルや展示資料、蒸溜所全体の雰囲気まで存分に楽しむことができました。

改めて「ニッカウヰスキーの原点」に触れられた、とても満足度の高い時間だったと思います。

ひとりでも多くの人においしいウイスキーを飲んでもらいたい

創業者の竹鶴政孝さんのこの想いが、今でも確かに、余市蒸溜所に強く残り続けていました。

余市蒸溜所で見た景色や感じた空気、そしてそこで味わったウイスキーの記憶は、これから自宅でグラスを傾ける時間をより豊かなものにしてくれるはずです。

ウイスキー好きの方はもちろん、まだ蒸溜所見学をしたことがない方にも、ぜひ一度訪れてほしい場所です。

これから余市を飲むたびに、この場所の風景を思い出しながら味わいたいと思います。

かなりの長い記事でしたが、ここまでご覧いただきありがとうございました。

皆さんも素敵なウイスキーライフをお過ごしください。

~全てのウイスキー好きに愛をこめて~

~END~

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