お疲れ様です!
最近はウイスキーバブルも落ち着いたようで異常な高騰も落ち着いてきたような気がします。
たまに酒屋さんに行くと手に入りにくいジャパニーズウイスキーなんかを結構見かけるようになりました。

写真は今年初め1月ごろの「某驚安の殿堂」のショーケースでしたが、定価の約2倍。
現在は1.5倍しないくらいですかね?(そんでも高いですがw)
基本的に頑張って定価で入手している私ですが、そもそもがいい値段なので、金銭感覚がおかしいと言われても仕方ないと思いますw
そんな訳で、今回は私をウイスキーの沼にハメた張本人の紹介です!それが・・・

『響 ジャパニーズハーモニー』でございます!
『響 ジャパニーズハーモニー』について
- 販売元:サントリー株式会社
- 内容量:700mL
- アルコール度数:43%
- 希望小売価格:税込8,250円(市場価格だと1万2千円前後)
サントリーが誇るジャパニーズウイスキーの三大銘柄の1つになります!
サントリーの公式サイトに響のページがあるくらい力の入れ様です。
複数の蒸溜所でつくられた原酒をブレンドした「ブレンデッドウイスキー」でサントリー所有の山崎蒸留所のモルト原酒と白州蒸留所のモルト原酒、知多蒸溜所で造られるグレーン原酒をブレンドして作られた正真正銘のジャパニーズウイスキーです。
タイトルにある“人と自然と響きあう”は、サントリーの企業理念です。サントリーの創業者でもある鳥井信治郎さんの次男である佐治敬三さんが二代目マスターブレンダーを継ぎ、響を作るときにこの理念を込めて「響」という名前を付けたのだとか。

私が東京に行ったとき、入ったバーでたまたま、この響の文字を見かけ、注文したのが運の尽きでした。
当時、ウイスキーを全く知らなかった自分は、ハイボールで注文し、飲んでみたところまぁ美味い。
手に入れたいとは思いましたがこんなに高いとは思いませんでした。(支払いも高かったなぁ。)
何とか定価で買えた時はなんともいえない高揚感。今でも思い出します。
ボトルの24面カットもゴツくて好きですし何より・・・

このコルクキャップのゴツさもありながらエレガントな「響」浮き彫りも最高。
この高級ウイスキーを改めて飲みたいと思います。
ストレートで飲む!

それではストレートで・・・の前に
公式のテイスティングノートを見ると、
- 香り:ローズ、ライチ、ほのかなローズマリー、熟成した樽の香り、白檀
- 味わい:ハチミツの透き通った甘さ、オレンジピールチョコレート
- 余韻:繊細、やさしく穏やかに続く余韻、ほのかなミズナラ
とあるのですが実際はどうなのでしょうか。(飲んだ感想の表現は今まで通りで行きます)
・・・凄く高級感があるので、これは高騰不可避だと思います。
(以下は管理人の直感的な感想)
- 香り:高級な香木(これが白檀なのか?香木の匂いは嗅いだことはありますが…)、バラのフローラルな香り、ライチの香り、高級焼き菓子。
- 味:サラッとしたハチミツ(高級なヤツ。スッキリで雑味がない)、オレンジピールチョコ(これは素人の自分でも感じた!)、少しアルコール感はある。
- 後味:喉に残る焼き菓子のような香り、ココアのビター感、オレンジピール。鼻から抜ける樽の香り(ミズナラ樽を使ったウイスキー共通の樽感)
テイスティングノートにあるような香りは素人ながら感じることが出来ました。
華やかな香りとやわらかな味わい。滅茶苦茶美味いです。
次はロックで飲む!

『響はやっぱりロックだろ!!』という方も多くいると思いますので行ってみましょう!
・・・その理由がなんとなくわかりました。ストレートで感じたアルコール感が消えたことで、ネガティブ要素がほぼゼロです。
華やかなフローラルさと高級ハチミツの味わいがしっかり感じ、ビターチョコのようなほろ苦さとオレンジのようなシトラス感がある後味が、凄く上品で余韻がすごく長いです。
ウイスキーを飲み慣れてた今では、ロックが一番美味いウイスキーかもしれません。
最後にハイボール!

最後は自分を沼に引きずり込んだ響ハイボール!
・・・あの感動がよみがえるなぁ(´;ω;`)
ハイボールにするとハチミツの甘さが少し落ち着いた印象です。ミズナラ樽の感じ(?)のウッディ感が少し顔を出してきました。
ただ、フローラルな香り、オレンジピールチョコのようなビターだけど柑橘系のシトラス風味はしっかり残り、炭酸で割っても香り立ちは見事です。
物凄く美味いハイボールではあるのですが、少し高級感が伸びてしまう印象です。
(年を取ったり、経験を積んだことによる味覚の変化なのか?)
最後に・・・
今回、久々に『響 ジャパニーズハーモニー』を飲みましたが、値段が高いというところもありますが、本当に美味いウイスキーでした。
初めて飲んだ時はハイボールでしか飲めず、ロックで飲むなんてことを思いつかなかったのですが、飲み慣れてきた今では、ハイボールよりロックで飲むのが好きになりました。
受賞歴も多く、人気銘柄であるため、現在でも、今日行ってすぐ買えるウイスキーではありません。
あっても定価より少し高いことの方が多いですが、「響」の複雑で繊細な香味は、ブレンダーの技が光るところです。
サントリー創業者であり初代マスターブレンダーの鳥井信治郎さんが描いた「世界に愛されるウイスキー」の夢に向けてこれからもその技と感性を後世に伝え、まさに、人と自然と響きあうウイスキーづくりをしていって欲しいですね!
日本人として一度はバーなどで見かけた場合は、頼まれてみてはいかがでしょうか。
日本人の誇りを感じられる1杯だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。