【ニッカ セッション】何故不人気?ニッカ所有の蒸留所由来のモルト原酒が奏でるハーモニー!

ジャパニーズウイスキー

皆様、おばんです!

スーパーやドラッグストアなんかに行っても、お酒コーナーに入ったら結構目立っちゃうあのウイスキーを今回は深掘りしてみました!

今日紹介しますのは・・・

こちらの『ニッカ セッション』になります!

・・・うーん、この青いボトル、めちゃ目立つなぁ。

国産ウイスキーの割には、本当にどこでも見かけますよね。

イマイチ人気が無いように思います。やはり、青色は食欲をそそる色ではないためでしょうか?

今回はそのヒミツに迫ってみます!

『ニッカ セッション』について

  • 販売元:ニッカウイスキー株式会社
  • 内容量:700mL
  • アルコール度数:43%
  • 希望小売価格:4200円(市場価格としては3500円前後といったところでしょうか)

2020年9月に発売され、当時はニッカウイスキーとしては久々の新ブランドだったそうです。(ニッカは最近、ニッカフロンティアを出して非常に盛り上がりました。)

公式には「ニッカウイスキーが所持する余市蒸留所の力強いモルト原酒、宮城峡蒸留所のふくよかなモルト原酒、フルーティーでかろやかなベン・ネヴィス蒸留所のモルト原酒をブレンドして作られた」とのことで分類上はブレンデッドモルトウイスキーということになります。(同じニッカの中では竹鶴ピュアモルトと同じ分類です。)

まさに三つの蒸留所のモルト原酒が『セッション』しているこのウイスキーを早速味わってみたいと思います!

先ずはストレートから!

結構華やかな香りなのにビターな一面もありますね・・・・

  • 香り:バニラやリンゴのような甘く華やかな香りの奥に、樽の香り土っぽいピートスモークを感じます。
  • 味わい:クリーミーな甘さやリンゴのフルーティー感の後に、ビターチョコのようなほろ苦さを感じ、大人な甘さといった印象
  • 後味:スモーキーさとリンゴのようなフルーティーさに加えお花っぽいフローラル風味

『シングルモルト余市』や『シングルモルト宮城峡』を感じた「竹鶴」と比べて、それらを感じにくい印象です。(あくまで下支えになっている印象

ベン・ネヴィスのシングルモルトウイスキーを飲んだことがない為、一番感じるのが今まで経験したことがない味わいだったので、これベン・ネヴィスが主体なのか?と思いました。

ニッカのブレンデッドモルトなので竹鶴を連想して味わうと、結構な違いにびっくりすると思います。

「竹鶴とちゃうやんけ!」となってしまうため、人気が出ないのか?

しかし、竹鶴とは別ベクトルで美味いウイスキーだと思います。

お次はロックスタイルで!

次は氷を入れて冷やして飲んでみたいと思います。

・・・見にくいかもしれませんが、かなり透明な氷を入れてます。

( ^ω^)・・・

・・・ん?

正直、ストレートとあまり変わらないように感じました。

最初はフローラル風味から後半の余韻としてビターさとピートの香りも感じます。

逆に氷を入れることでよりストレートで出ていたベン・ネヴィス感が少しだけ引っ込んだ印象です。

ハイボールではどうか?

最後は、公式でも推しているハイボールスタイルで飲んでみましょう!

・・・お!意外と余市や宮城峡を感じる!

炭酸で割ることで、リンゴのようなフルーティー感とピートスモークの香りが感じられました。

今まで前面にベン・ネヴィス、だったので凄く意外でした。

ベン・ネヴィスは引き立て役に回った印象です。後味にサッパリ感があって飲みやすいハイボールでした。まさにセッション

敢えてトニックウォーターで割ったりして甘味を加えると、ベン・ネヴィスのサッパリ感も強調されながらも余市や宮城峡を感じられそうだなと思います。

総評として

個人的な意見としては、やはり、炭酸との相性が良いと思いました。

ウイスキーはストレートやロックで飲むのが結構キツイなぁと思う方もこのウイスキーを炭酸で割って飲むのは非常にオススメです!

ボトルの見た目で敬遠されがちかもしれませんが、モルトのみで作られたウイスキーの中では価格も手頃なため、試してみる価値は十分にあります!

これから暑い時期になりますので、サッパリ感のあるセッションハイボールを試してはいかが?

ニッカのウイスキー(特に、余市、宮城峡、竹鶴、フロム・ザ・バレルといった人気銘柄)は値上がりが激しい中、このウイスキーは非常に耐えています。

コスパも中々なものなので、お手に取ってみてはいかがでしょうか。

不景気や物価高騰も続きますが、それにくじけず、より良いウイスキーライフをお過ごしください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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