皆さん、お疲れ様です!
今日は、家でできるバーで飲んでいるような「ジントニック」が作れる方法を紹介します!
管理人はバーに行ったら大体一杯目はジントニックを頼むのですが、家でジントニックを作っても、プロのバーテンダーさんが作るものには到底敵わないです。
(「プロと素人を比べんなよw」という話ですが・・・)
ですが、色々試行錯誤をして、かなり美味しくできる方法が分かったので、是非参考にしていただければ幸いです。
※本記事の内容は管理人の個人的な意見もふんだんに入っているので、あくまでも参考までに(^^♪
そもそもジントニックって?
ジントニックは言ってしまえば『ジン(お酒)をトニックウォーター(という割材)で割って作られるカクテル』になります。大体はライムも一緒に添えられます。
生まれたのは17世紀ごろの大航海時代~その終わりくらいだとされています。
当時、医療もそこまで発達がしておらず、風土病・感染症なので、多くの方々が犠牲になっていました。
特に、蚊が媒介する病気である「マラリア」は当時多くの人を死に追いやっていました。
そこで、注目されたのが、「キニーネ」という植物でした。

(↑こんな花をつける植物です)
しかしキニーネは非常に苦く、とてもじゃないけど食べられない・・・。
これをなんとかして取り入れようと考えた人が、キニーネに炭酸水と甘味料(砂糖)を加えたことで飲めるようにしたのが「トニックウォーター」の始まりだそうです。
そして当時のジン「ジュネヴァ」を混ぜて飲み、その薬効を取り入れようとしたわけです。
(ジンの原料である「ジュニパーベリー」は感染症予防効果があると分かっています。)
つまり、元々は薬として飲まれていたお酒だったのです。
カクテル言葉は『強い意志・いつも希望を捨てないあなたへ』です!
本格的ジントニックの作り方
ジントニックは単純ですが、奥が深い理由は以下の二つ
- 温度管理や素材、配合のバランス、出すタイミングなどバーの実力を知ることができる
- 使うジンとトニックウォーターの種類、その分量でバーの個性が味わえる
と言ったところだと思います。
※プロのバーテンダーのなかでも、「ジントニックを頼まれると緊張する」という人もいるほど。
なので、家でも個性を出しつつ、美味しく出来るようにお伝え出来ればと思います!

<材料>※分かりきっているとは思いますが念押しで
- ジン(お好みのもの):30~45mL
- トニックウォーター(お好みのもの):適量
- ライム:1/6カットを1切れ
管理人としてはボンベイサファイアや六、タンカレーNo.10、ビーフィーター、No.3なんかはオススメのジンです(^^♪
また、ジンは冷蔵庫や冷凍庫に入れてキンキンに冷やして置くことをオススメします!(キリッとした風味が出やすいのと、トニックウォーターの炭酸が抜けにくくなります。)

また、トニックウォーターを冷蔵庫等へ入れて冷やしておきましょう(冷凍庫だと炭酸飲料は爆発するのでやめておきましょう。短時間で急冷させるくらいに留めておきましょう)
①先ずはグラスに氷を入れてステアしながらしっかりグラスを冷やす

※ご家庭にある製氷機で作った氷の使用はNGです!
白い部分があるので溶けやすく薄まるのが早いかつ、不純物が多く、カルキ臭くなります。
→コンビニやスーパー、ドラッグストアで売っている透明氷を使ってください。(これが本格的ジントニックの第一歩です)
②ジンを注いでライムを絞る※ライムは最後でも大丈夫なのでお好みで(^^♪

この時、ライムは力いっぱい絞らないでください。(皮の苦味が出やすいです。)
また、ライムは両端と筋をカットしておくと、果汁が絞りやすいです。

(↑イメージです)
また、ジンとライム果汁はしっかりステアして冷やしておきましょう。
③トニックウォーターをなるべく氷に当てないようにゆっくりと注ぐ

・・・写真は少し当たってますね(;^ω^)
炭酸飲料を氷に当ててしまうと、その温度差で炭酸が抜けてしまうのです。
※トニックウォーターを注ぐ前にグラス内の液体を冷やすのもそのためです。
④氷をバースプーンで持ち上げて、落とす。

これだけでしっかり混ざりますので、絶対にガシャガシャしないように!(炭酸が抜けます!)
⑤絞ったライムを添えて完成!

美味しく作るためのポイント
意識しているポイントとしては、
- 温度変化を避けて、香りや炭酸を飛ばさないこと
- 冷蔵庫の製氷機の氷を使わないこと(薄まることを防ぐ)
ジンの香りとトニックウォーターの華やかな甘さ、ライムの爽やかさが特徴のため、それを如何に引き出して、それを持続させることができるか、が大事かなと管理人は考えています。
普段飲んでいるジンでも、それをしっかり意識していることでかなりレベルアップができるのではないでしょうか。
最後に
家でも簡単に出来る分、ポイントを抑えることで、数段レベルアップができるのがジントニックのいいところだと思います。
ジンの種類やトニックウォーターにこだわるとより美味しく出来ますが、しっかり液体を冷やす、氷にこだわることをベースにするとより良いものができると思います。
この技術はウイスキーハイボールを作る時にも応用ができます!
(※氷にこだわることについては、いずれ記事にしますのでお見逃しなく。)
簡単なものこそ、細部を意識して、楽しい家のみライフをお過ごしください!
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。